レッドビーシュリンプは本当に満月や新月に抱卵しやすいのか!?

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先日、スポンジの下に全員集合していたエビちゃん達、降りてきました

明日は満月で大潮ですエビを飼育していると「満月や新月の日は抱卵しやすい」という話を耳にする事が多いと思います。

また、満月の日はヒトの出産も多い‥なんて話も良く聞きます。果たしてこれらは本当なのでしょうか?それとも迷信なのでしょうか?

これについては科学的根拠を元に、「なんかそうかも」って思える推論がされています。また、現場の人たちの実経験から事実っぽく語られたりもしています。しかし、検証はされていません

なので、賛否両論です。この様な書き方をすると、えびRockは反対論者のように見えるかもしれませんが、どちらかというと「なんかそうかも派」です

「なんかそうかも」ってどんなことかというと、満月や新月の前後3~4日は大潮になります。その時の水位や水質の変化に影響するとうもの。満月、新月、大潮の説明については省きますね。

大潮から大潮までの周期が抱卵からハッチアウトまでの周期と大体同じです。大潮で抱卵し、次の大潮でハッチアウトすると潮が引いた時により遠くへ子どもを運ぶことができる。種の縄張りを広げることができるわけです

また、水質の変化で脱皮を促進し、抱卵し易くなるのは飼育者なら周知の事実ですよね

水槽内で大潮のような現象は起こりませんが、このことを遺伝子レベルで覚えているのではないかということです。

他の動物たちも元を辿れば海にいた生物が進化したものです。だから、他の動物にも当てはまると‥

実は、東大大学院の准教授らによって「満月が近づくとウシの出産数が増える」という研究結果が発表されています。
>>こちら

確かにこの結果では、満月をピークに増減しています。428頭というサンプル数が多いか少ないかという疑問はありますが‥

このような研究結果が他にもたくさんあれば信憑性が高まりそうです。しかし、満月と出産の関連性を否定する研究結果の方がたくさんあります

肯定、否定のいずれのデータも、いつでも出産はしている事が分かります。しかし、いつでも出産はしていますが、いつも同じ数ではありません。偏りが見られる方が自然ですよね。

「偏り方に特別な傾向が見られないから否定」という研究結果が多いのですから、現時点では関連性はないと考えるしかないかもしれません

では、何故満月の時に出産が多いって言ってる現場の人たちがいるのでしょうか?

偏りに傾向がないなら、逆に言えばいつでも偏ることがあると言うことです。たまたま、満月の時に偏った事が何回かあると、もともと「満月は出産が多い」って言われてるから「ほらね」って事になるのではないでしょうか

満月以外にも偏って多い日があるはずです。そこはスルーされています。

毎回満月の日に偏って多いなら、そのようなデータが残るハズです。つまりは先入観。

エビから話がズレちゃってますが、エビでも同じ事が言えると思います。満月に限らず抱卵しますよね?

ここまで読んで頂いた方、「あれ?お前、なんかそうかも派じゃなかったの?」と突っ込んでいるかもしれませんね

ええ、自然界において大潮が抱卵と関係していると信じてますよ

そして、ここまで書いておきながら、満月や新月の日には「抱卵しないかなぁ」と淡い期待を寄せています

満月がいつかチェックしてなかったらこの記事書いてませんよ

明日、抱卵の舞が見られますよ-に

では、今日はこの辺で

 
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