水質の違いによる金魚の様子を比較した中学生の研究レポートが凄い

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今日イオンに行ったら既にお雛様のコーナーがありました。早い人はもう買うんですか?今日も飼育はしてませんが飼育日記です

ネットサーフィンをしていたら面白い記事を見つけました。自然科学観察コンクールで10年くらい前に入賞した中学生の研究発表で、「水質変化の要因と金魚の行動に与える影響を探る」というものです。

換水後に金魚の口の開閉運動や泳ぎ方に変化が見られたので、その原因が換水によるものか、単に偶然かを調べたものです。水の色々な要素について対照実験を行っています。

興味深かったのは、カルシウムやマグネシウムなどが換水によって減ったという結果になっている点。金魚も人間と同じようにストレスでマグネシウムやカルシウムを体外に排出したのではないか?と仮説を立て、ストレス解消のためにラジカセで音楽を聴かせてみたようです。発想が可愛いですね 関係なかったようですが‥ 別の測定でマグネシウムやカルシウムが藻に含まれていることを発見しています。

他には溶存酸素についてです。溶存酸素は交換前は日数が経っても一定の値を示したそうです。換水後は下がっています。また、水面を波立たせる事で溶存酸素が増えることや水面を油で蓋をすると変化しないことも確かめています。

金魚を入れた水槽と何も入れていない水槽の比較では、金魚が入っている水槽の方が、金魚が水面を波立たせたことで溶存酸素を増やしています。酸素のことを気にするなら水面を波立たせることを考えれば良いことがよく分かります。

水質の違いによる金魚の様子を観察する実験ですが、「水質の違いの原因」についても仮説検証しているところが凄いです。参考になる情報が詰まっていました。リンクは張りませんが興味がある方は検索してみては如何でしょうか。

では、今日はこの辺で

 
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