昨日に引き続き、ウィローモスの成長に関する実験のまとめです。
昨日の記事はこちら。
今回は、水中編のまとめになります。
その前に、活着の様子を見るために昨日から置いていたやつを確かめます。
水上で巻かずに育てていたものです。
昨日は水を張ったプラケースに沈めても、ウィローモスは浮いてきませんでした。
今日の様子です。
しっかり活着しているようです。
玄関先で拾った石にウィローモスを適当に並べて、約3ヶ月程、水上で育てていました。
おそらく、活着自体に3ヶ月はかかっていないと思います。
そこら辺にある普通の石でも活着するんですね(笑
流木とか表面がザラザラした感じの石とかだと、もっと早く活着すると思います。
今日のまとめは2つです。
「止水の水中、水上、流水の水中(水槽内)での成長の違い」を調べていました。
止水の水中では枯れてしまいました。
水上では、成長がみられ、巻かなくても活着させる事が出来ました。
水流のある水槽内に入れた様子はこちら。約3ヶ月経過。
手前の石のやつですが、左が普通のウィローモス、右が南米ウィローモスです。
普通のモスはかなり長く伸びていますが、南米モスの方は全然伸びていません。
巻き方が悪いせいもあると思いますが、南米ウィローモスはふんわりさせて置いた方が良いように思います。
別の、エビ水槽内に入れている南米ウィローモスの写真です。
少量のモスを小石で押さえているだけです。
元の量は、これの1/5くらいだったと思います。
水流で揺らめく感じの方が成長する気がします。
水上と水槽内での成長の比較です。
水槽内の方が何倍も伸びています。
ウィローモスを成長させたいなら、結局、水流のある水槽の中に入れるのが良さそうです。
ただ、水上で育てると、巻かずに活着させられるので、活用する価値はありますね。
次に「ウィローモスを巻く時は1cmくらいに切った方が早く成長するってホント?」についてです。
この説明、よく見かけるんですよ。
「切った所から新芽がでる」から切った方が良いのだそうです。
「切って巻いた方が成長が早いね」って結果になるだろうと思いながら、自分の目で確かめたいのでやってみました。
南米ウィローモスでモスマットを作って比較しました。
約1ヶ月経過です。
左が切って巻いたもの、右が切らずに巻いたものです。
少し横の角度から見てみます。
切って巻いたものです。
切らずに巻いたものです。
‥‥‥あれ? 切ってない方が成長してますね。
巻き方は同じです。
上述のように、南米ウィローモスはふんわり感があった方が成長しやすい気がします。
切らない方が、巻いた時のふんわり感があるのかな?
残念ながら、「切った方が早い」という結果にはなりませんでした。
今回の一連の実験では、よく言われている事と逆の結果になったものもいくつかあります。
あくまでも、わたくしの環境下での結果なので、これが正解と言い切るつもりはありません。
しかし、実験の結果はわたくしの中では事実なわけで‥
ネット検索は大好きですが自分の目で確認して発信する事って大切ですね。
‥と、つくづく感じました。
記事がかなり分散しているので、次回はウィローモス実験の総まとめです。
では、今日はこの辺で☘