ウィローモスの成長に関して、いくつか実験をしています。
炭酸水は有効か‥、水上が良いのか水中が良いのか‥、縛った方が良いのか縛らなくても良いのか‥、普通のウィローモスと南米ウィローモスの違いは‥ 等々。
開始から3ヶ月近くが経過して、そろそろ結果が見えてきましたのでまとめに入りたいと思います。
始めてお越しの方は、開始の記事から追ってご覧頂くと分かりやすいかと思います。
まず、「水上活着は水道水より炭酸水の方が成長が早いか」「巻いた方が良いのか、巻かなくても良いのか」を調べた実験についてです。
①水道水、巻いてないもの、②炭酸水、巻いてないもの、③水道水、巻いたもの、④炭酸水、巻いたもの
※ウィローモスの量や配置、巻き方等が、結果に影響している面はあると思います。
「水上活着は水道水より炭酸水の方が成長が早いか」についての考察です。
①③が水道水、②④が炭酸水です。
1番長く伸びてるのは、②の巻いていない炭酸水なのですが、成長がまばらなのも1番です。
拡大してみてみると、根元が茶色くなっている部分が多いです。
茶色くなっている部分からは、横に新芽を出していないので、まばらになっていると思われます。
①の巻いていない水道水を拡大してみると、茶色くなっている感じはありません。
③巻いた水道水と④巻いた炭酸水の比較では、④の方が若干長いかな?って感じもしますが、大きな差は感じられません。
ただ、④は根元が茶色くなっている部分が少しだけ有ります。③はありません。
②と④は同じ容器に入れて、炭酸水の原液で栽培していました。
天気の良い日中は効果があったかもしれませんが、酸素を必要とする夜に悪影響があったのかもしれません。
この結果からすると、炭酸水が成長に及ぼす効果は僅かで、枯れる原因になる事も考えられます。
ということは「炭酸水にする必要は全くない」ということになります。
次に「巻いた方が良いのか、巻かなくても良いのか」についてです。
①と②が巻いていないもの、③と④が巻いたものです。
①②の方が③④より長い部分が多いです。
①②は自由に伸びている感じで、③④は割と均一に伸びています。
巻いた方が綺麗にフサフサに出来そうな感じがします。
ただ、巻かない方が成長が早そうな気もしますので、活着はどうなのか?という点も考える必要があります。
巻いていない①②の活着具合を調べるために、水を張ったプラケースに入れてみました。
現時点で剥がれて浮いてくる部分はないので、活着しているようですが、明日までおいて様子を見ます。
「普通のウィローモスと南米ウィローモスの成長の違い」も調べていました。
こちらは2つとも炭酸水の水上で、巻いていません。
⑤が普通のウィローモスで、⑥が南米ウィローモスです。
炭酸水の水上なので、上述と同様の悪い影響がでています。
普通のウィローモスは根元が茶色くなっていますが、新芽を題して伸びています。
南米ウィローモスは、石に触れている部分が全体的に茶色くなっています。
普通のウィローモスに比べて、南米ウィローモスの方が育ちが遅いと言われています。
そのことを確かめる実験でしたが、遅いどころか枯れちゃいましたね(苦笑。
きっと、炭酸水のせいですね。
水槽内で元気に育っているモス達で考えると、南米ウィローモスの方が成長が遅いという印象はあまりありません。
こちらも活着具合を調べるために水を張ったプラケに入れてみました。
普通のウィローモスは活着していそうですが、南米ウィローモスの方は全く活着していません。
石に接している部分が全部枯れているので当然ですね‥
一応、これも明日まで置いてみます。
今日はもう一つまとめます。
「茶色くなったウィローモスは復活するのか?」です。
水流のない状態で、水道水と炭酸水の中に入れて成長の違いを確かめる実験もしていましたが、どちらも成長することなく茶色になってしまいました。
という事で、途中から、茶色くなったウィローモスは復活するのか?を確かめる実験に変更しました。
水上と水流のある水槽内にそれぞれ変更して様子を見ました。
1ヶ月半ほど経った様子です。
残念ながら、水上でも水槽内でも復活する様子はありません。
一度茶色くなってしまうとダメのようです。
まだ他に「水流のある水槽内の成長の様子」「切って巻いた方が成長が早い、はホント?」のまとめが残っていますが、続きは明日という事で‥。
では、今日はこの辺で🌿
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