我が家で使用しているソイルはえび牧場ブランドのゴールドソイルです。
説明には、「中間吸着系でアンモニアや亜硝酸が出にくい」 とあります。
あんまり色んな事を考えずに使っていますがちょっとは知っといた方が良いんじゃないか?って思いまして‥調べることにしました牧場長に聞いた方が早そうですけど、それでは面白くありません
このソイルは洗うことで安定が増す特徴があると思うのですが、洗うことで何が起こるのか知りたいです。家にある道具の範囲でやってみます。
ん?我が家にはアンモニアを調べる道具がない一番重要な項目では?まぁアンモニアが出ればpHに変化が見られるだろうから、pHの変化次第で追実験だな‥とポジティブ思考です。
とりあえず、TDS計、pH計、テトラテスト6in1試験紙(pH、KH、GH、NO2-、NO3-、Cl2)を用意してみました。6in1試験紙はケチって半分にしています
ソイルを洗う前と洗った後で何か変わるのか?を見たいと思います。
実験の条件は、浄水器を通して脱塩素処理をした水道水を使用。洗う時の水温は温度設定なし。測定時の水温は25℃前後に調整する。
測定は4回、①ソイルを入れる前の水道水、②ソイルを入れ水を注いだすぐ、③ソイルを洗った後、④ ③を一晩置いた後。
まぁ大雑把にやってみます。これで顕著な変化が見られたら深掘りする感じで考えています。測定値については後述でまとめて。
ソイルを入れて水を注いだすぐの状態です。
普通に泥水ですね。これを、こいつで
こんな風に洗います。
水を注いで、捨てて‥繰り返すこと100回くらい、こうなりました。
濁りは多少ありますが、モヤモヤが出ない状態です。
測定結果は‥
①水道水 TDS 57、pH 6.73、KH 6、GH 0、NO2- 0、NO3- 0、Cl2 0
②水を注いだ直後 TDS 70、pH 6.21、KH 6、GH 0、NO2- 0、NO3- 0、Cl2 0
③洗った後 TDS 57、pH 6.78、KH 6、GH 0、NO2- 0、NO3- 0、Cl2 0
TDSとpHに変化が見られます。6in1の試験紙で調べた結果も微妙に違いがあるかも知れませんが見て取れませんでした。
TDSは入れた直後の濁り具合から上がるのは当然ですね。
pHは入れた直後に下がりました。ちょっと意外です。何が原因かは分かりません。亜硝酸でしょうか?でも、この段階ではアンモニアは出ていなさそうです。
これ‥洗わずに放置したらどうなるか調べた方が良さそうですね。帰って来てから気付きました。
現段階での考察ですが、洗った後は濁りが無くなり、数値も水道水とほぼ同じなっています。まぁ、そういう製品だからあたりまえ何でしょうけど。つまり、洗った直後の状態はエビを入れても問題なしって事ですね
問題は時間が経つにつれてソイルから何か出てくることは無いのか?ってことです。④を調べるために洗った後のものは置いてあるので、追跡してみます。
後は、洗わずに時間を置いたらどうなるのか?、入れた直後に酸性に傾いた原因は何か?についても興味があります。手持ちの道具の範囲で調べようと思います。
かなり前ですが、大学では物理学専攻で実験とレポート面倒くせぇ‥って思っていましたが自発的にやるのは楽しいですね
>>テトラテスト 6in1 試験紙を見る
>>TDSメーターを見る
>>pH計を見る
では、今日はこの辺で
一晩置いた様子の記事を追加しました。こちら
>>ゴールドソイルを洗うと何が変わるのか?その2、一晩置いた様子。
さらに、12日後の様子です。
>>グダグダの水質調査がグダグダのまま終了ではなく、確信に変わる。