稚エビの成長と歩留まりについて考える。必要なのは栄養と温度と‥

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日頃から稚エビの歩留まりについて考えていますが、成長については漠然と「早いなぁ」「遅いなぁ」って思っているだけでした

今日、水槽を眺めていたら成長について、あれ?って思ったことがあるので記事にしてみました

歩留まりについての記事はこちら>>稚エビの歩留まりが良い水槽、歩留まりが悪い水槽、何が違う!?

我が家では、抱卵日を元にハッチアウト日を予測して水槽を分けて管理しています。最近稚エビが少し増えたので生後1週目、2週目、3週目の成長を見比べることができました。

1週目の稚エビ

2週目の稚エビ

3週目の稚エビ

なるべく同じ倍率になるように写真をトレミングしたつもりです各稚エビの大きさ感が伝わりますでしょうか?

3枚とも違う水槽の写真です。水槽の状態も違いがあり、2週目の水槽は若干歩留まりが悪いです。

1週目の稚エビはやはり小さいですねでも、2週目と3週目を比べてみると2週目の方が大きい個体が多いような‥

水槽の状態ですが、1週目と3週目の水槽は状態が似ていて、水温が25.5℃前後、うっすらと緑ゴケが生えています。

2週目の水槽は水温が24℃前後、茶ゴケが生えて出してきて、稚エビの数が減っているように感じたので、多めの換水を何度かしました。

状態の悪い水槽の方が成長が早い?何故だろう?って思ったわけですよ。

茶ゴケが生えるような状態と言うことは富栄養過ぎる可能性が考えられます。栄養は豊富。だからか‥

また、多めの換水を数回しています。脱皮の促進になっている可能性が考えられます。だからか‥

どちらも関係しているように思います。でも、歩留まりが悪いのは良くありません

富栄養になった原因はハッチアウト前の抱卵個体があまりエサを食べなかったのにケアが足りなかった事かな

換水自体は悪くないと思います。ただ、脱皮を頻繁に行っているこの時期に積極的に促すのは稚エビちゃんにとって酷ですよね

明確な結論は出ませんが、ハッチアウトさせる水槽は慎重に選ぶこと、抱卵個体へのエサやりを慎重にやること、この2点を肝に銘じました

ちなみに、同じ室内ですが部屋のあっち側とこっち側で温度にムラがあるので水温に差が出てしまいますサーキュレーターを回していますが、なかなか均一にはなりません

上手く対流が作れていないのでしょう。工夫が必要です

それに、水温と成長の関係もまだまだ勉強が必要です。

では、今日はこの辺で

 
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