先日より、残留塩素の除去(カルキ抜き)に効果がある事ない事を調べています。そろそろ飽きてきましたが、もう少しお付き合いください。
定番の方法については既に効果を確認しましたが、いくつか細かい事で気になる事が残っています。
某質問掲示板で「かき混ぜても塩素は抜けない」と断定している人がいました。抜けないと断定されると気になります。
エアレーションが効果的なように、かき混ぜても抜けるはずです。ただ、何時間もかき混ぜ続ける必要があると思うので現実的ではないと思います。
かき混ぜて抜ける事を確かめたいだけなので、少量の水で確かめます。
このビーカーに水50mlを入れ、10分間かき混ぜたものと、10分間何もしなかったものを比べます。
かき混ぜるのは菜箸1本です。ビーカーや菜箸の写真を取り忘れました。
結果はこちら。左が何もしなかったもの、右がかき混ぜたもの。
かき混ぜたら塩素は抜けやすくなりますね。ただし、バケツ1杯の水とかになると何時間もかき混ぜる必要があると思いますので、まったくオススメしません。
次に、ハイポの実験をして気になった事があります。
ハイポの実験が書かれた記事はこちら。
>>エアレーションがカルキ抜きを早める。24時間後の様子観察。
薬品の使用方法に「5分程で溶けて、魚に無害の飼育水を作ります。」と書いてありました。
実験では、5分程で溶けたことは溶けたのですが、そのままでは塩素が抜けませんでした。
10分経っても抜けないので、かき混ぜたところ、あっさりと抜けたのです。
もしかして、「ハイポを入れてすぐにかき混ぜたら、5分待たなくても抜けるんじゃね?」ってことで確かめます。
バケツに8Lの水を入れ、ハイポを1粒投入後、すぐにかき混ぜます。かき混ぜる時間は30秒間です。
前回は同じ量の水に2粒入れましたが、今回は1粒です。
30秒後の結果です。
すっかり塩素は除去されていますね。
30秒かき混ぜても、ハイポの粒は溶けきれずにかなり残っていました。それでもこの様に反応するのですから、メーカーから適量として示されている量は多めに設定されているのでしょう。
ハイポを使っている人は、投入後かき混ぜればすぐにできあがりですよ。‥って知ってるか。
他の薬品については調べてないのでわかりません。
そしてもう一つ気になる事。
太陽光に当てる事も効果がある事を前回調べました。記事はこちら。
>>残留塩素の除去(カルキ抜き)に太陽光は有効か?調べました。
「太陽光じゃなきゃだめなの?」って疑問に思いませんか?
紫外線のはたらきで塩素が抜けるようなので、太陽光(日光)に当てなきゃダメなような気もします。
気になるので確かめてみます。
水道水を入れたペットボトル2本とLEDのランタンと段ボール箱2つ用意しました。
水の量は1Lです。「LEDのランタン照明あり」と「何も無し真っ暗」の段ボールにそれぞれペットボトルを1本ずつ入れます。
この後段ボールは蓋を閉めて外からの光が入らないようにします。
これまでの実験の結果から判断して、24時間後に結果を見たいと思います。
結果が出るのは明日ですねぇ。残留塩素ネタが明日も続くようです(笑。
まだ気になる事はありますが、そろそろ飽きてきたのでこの実験で一旦終了しようと思います。
残留塩素が気になる方は浄水器がオススメですよ。我が家でも使っています。
では、今日はこの辺で🌑
上の実験の24時間後の結果です。