連日カルキ抜きの話題で飽きられてそうですが、本日も残留塩素ネタです(笑。
残留塩素は何もせずに放っておいても抜けます。前回の実験で確認しています。
前回の実験の記事はこちら。
>>エアレーションがカルキ抜きを早める。24時間後の様子観察。
前回の実験では、カルキ抜きの時間を早める方法としてエアレーションが有効である事もわかりました。
他にも、残留塩素の除去(カルキ抜き)に太陽光が有効であると言う話は有名です。今回はこれについて調べます。
「屋外でしっかり紫外線に当てないとダメです」なんて非現実的なことを言っている人もいますが、とりあえず太陽光が有効か確かめます。
実験方法
①水道水を汲んだペットボトルを2本用意する。
・水の量は1L、ペットボトルはしっかりキャップをする。
②1本は窓際に、もう1本は段ボールの中に入れて蓋をする。
③8:00~16:00まで放置して塩素を測定する。
あいにく今日は天気がイマイチなので不安要素もありますが、手順に沿ってやってみました。
設置の状況はこんな感じです。
1本は左のように窓際にただ置きました。もう1本は右のように段ボールに入れ、この後、段ボールの蓋をしました。
8時間後に試薬で調べた結果です。塩素が多いと黄色くなります。
左が汲んだすぐの水道水、真ん中が窓際に置いたもの、右が段ボールに入れたものです。
明らかに窓際に置いたものは段ボールに入れたものより塩素が抜けています。太陽光がカルキ抜きに有効だという事が言えそうです。
段ボールに入れていた方は、ほとんど抜けていないように見えます。前回の実験で直射日光が当たらないようにしたバケツの水は、6時間でもっと抜けていました。
何の影響でしょうか?ちょっと気になります。
残留塩素ネタがまだ続きそうです(苦笑。
いずれにしても、今回の実験で太陽光に当てる事でカルキ抜きに効果がある事は分かりました。
おそらく、光が強い程、抜ける時間は早くなるだろうと予測できます。
だからといって屋外に溜め水槽を作ったり、大量の水が入った容器を窓際に置く‥なんてのは多くの人が出来る事はないですよね。
せいぜい、バケツ一杯くらいなら有り得ると思いますが、日中外に出しておいた水を水槽の中に入れるのも躊躇します。
実際に、カルキ抜きを意識して屋外に溜め水してる人ってどれくらいいるんですか?
今回の実験から言える事は、溜め水でカルキ抜をしている人は、出来るだけ明るいところに置いた方が良いですよって事ですね。
まぁ浄水器を付けられる人はそれが一番だと思いますが‥
明日の日曜日はサボっちゃうかもしれませんが、気が向いたら残留塩素ネタが続くかも(笑
では、今日はこの辺で🌅