進化と品種改良には遺伝的多様性が鍵!?エビのブリードにも関係がありそうです

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風もなく、雪もほとんど降らず、何とも穏やかな正月三が日になりました 帰省中ですが家族を置いてエビちゃんのお世話に帰って来ました。道中聞いていたラジオで「鮭の遺伝的多様性」についての話題がありました。

北海道の河川における人工ふ化放流魚と野生魚の割合、とそれが遺伝的多様性にどう関係するかという感じの話だったと思います。運転しながらだったのでしっかり覚えていませんが‥
遺伝的多様性‥ちょっと気になったので調べてみました。

遺伝的多様性とは同種内でも個体によって遺伝的背景が異なる多様な遺伝子構造が見られる‥というもの。この多様性があるからさまざまな環境に対する耐性の違いにあらわれる。例えば、寒さに強い個体、暑さに強い個体、綺麗な水を好む個体、汚い水でも耐えられる個体‥など。

環境の悪化や乱獲などによって個体数が激減すると、近親交配により遺伝的多様性が低下し、病気や環境変化への耐性が弱くなる。近代農業の品種改良もこの遺伝的多様性を低下させ同じ品質の作物を作っている‥

なるほど、レットビーの良個体の作出やシュリンプの新種開発はまさにこれなわけだ。であれば、耐性が弱くなる反面、ある特定の環境に強い個体や特定の形質に特化した個体も作れると‥ん?長くブリーダーをやっているみなさんはもうとっくに分かってることですね、きっと

いやー勉強になりました

今日は3日ぶりにエビ小屋に来ました。今年最初の作業です。気温が高めに安定していたため少し室温が低めです。この辺の加減が難しい。でも、高いよりはまだ良いです。

抱卵個体が1匹増えていました。グレードは低めですがこちら。

明日、作業をしたらまた実家に戻ります。本格的始動は来週から。今月は忙しくなりそうです。

では、今日はこの辺で

 
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