北海道胆振東部地震の経験で感じた事

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みなさんご存じの通り、2018年9月6日未明に北海道の胆振地方を震源とする大きな地震がありました。

地震発生に際し、たくさんのお気遣いありがとうございました。

これまでにない経験の中、大変励みになりました。

北海道に馴染みのない方にとっては、胆振地方??って感じかも知れませんね。

まぁ地図で言うと、北海道の下の方って思って貰えれば良いかと…

もともとこの辺りは北海道の中では地震の多い地域です。

今回の地震発生当初は震度6と報道されていましたが、データが届いていない観測所があり、震度7の地点があったということですね。

我が街は北海道の上の方です。

震源からの距離にすると、東京-名古屋間よりも遠いです。

なので、この辺りで地震が起きても我が街まで揺れが届くという事はありませんでしたが、今回は我が街も揺れました。

北海道全部が揺れた感じです。

東北地方にも揺れが伝わったのかな?

400km近く離れた我が街でも震度3だったので、相当大きな地震だったのでしょう。

この辺りで地震が起きても、我が街が揺れる事は今までなかったですから。

胆振地方で発生した地震で、我が街が震度3になるのですから震源付近は相当なダメージを受けていると思います。

今回大変だったのは、地震による直接的な被害の他に、停電です。

北海道全域で、自家発電機を持つ極一部の施設以外が停電になった事です。

停電の復旧に向けて、北海道電力の職員さんを中心にすごく頑張ってくれたんだろうなと思います。

直前の台風で被害にあった地域の人達、今回の震源付近で被害にあった人達、これまでの地震等で被害にあった人達…

その事を考えると、我が街は電気が止まっているだけです。

家族みんなが無事、ケガもなく、家や物が壊れる事もなく、ただ電気が止まっているだけ…

こんな経験は初めてだけど、我が家は恵まれていると感じました。

幸い、オムツ、ミルク、食料、水等は困らないだけ持っているので停電が復旧するのを待つだけでした。

エビちゃんのことも心配ですが、それはある程度の覚悟を決めるだけです。

我が家の小さな子ども達は、当然、状況を理解することはできず、特別な夜を楽しんでいました(苦笑)

被害は長時間の停電だけでしたが、いかに電気に依存して生活しているかが身にしみましたね。

電気がない生活は非常に不便です。

水が出るのに風呂に入れない。

姫様の離乳食をレンジでチンできない。

テレビやラジオで情報収集できない。

スマホやタブレットの充電ができない。

Wifiが使えない。

水槽の濾過ができない。

水温維持のためのストーブが点かない…

真冬だったら、ストーブが点かないのはかなりのダメージです。

こんな経験でした。

亡くなった方もいます。

いまだに行方不明の方もいます。

家を無くした人もいます。

我が街でも未だに停電中、断水中の世帯もあります。

我が家は、みんな無事で普通の生活に戻れたのですから恵まれていると思います。

今回、つくづく思ったのは、食料や日常の消耗品(特にオムツやミルク等)、電池の備蓄の大切さ、ラジオは必須、電気を使わずに暖を取る手段…

分かっていたけど、雪害以外に自然災害の少ない地域のため油断は少なからずありました。

準備はしていたので困らなかった方だと思いますが…。

コンビニ寄ったらほとんどの棚がからっぽだったのを見て、準備が足りない人が多いことも分かりました。

数日過ごす事ができる食料を持ってない人が多いんですかね?

電気がないと暖が取れない事も痛感したので、普段は使わなくても、電気が必要のないストーブも準備する事にします。

冬に長時間の停電になったら、水槽の水温は保てません。

うーん、まだまだ感じた事、考えた事、たくさんありますが、まとまらないので今日はこの辺で💥

 
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